まるで“遺骨の山”のような・・・・
台風一過、ハウスリーフの調査ダイブ。
海底一面のサンゴの破片。
枝サンゴエリアが木っ端微塵に砕かれ、惨たんたる有様。
まるで戦没者の遺骨のような、サンゴの無数の小片に砂が被っている。
かつては・・・・・・・・
・・・・・兵(つわもの)どもが、夢のあと。
国敗れて、山河あり、
サンゴ壊れて、何もなし、
ここは熱帯の海です。
条件さえ変わらなければ、サンゴがあった場所にはサンゴは必ず復活します。
半年後、ものによっては1年後、2年後・・・・・・
そうすれば、海中生物もいずれまた、賑やかになるでしょう。
生きるってことは、サンゴにしても、人間にしても、魚にしても“そういうこと”でしょう。
“そういうこと”って、どういうこと?・・・・
思うに、
“生きるしかない!”
ってことじゃないでしょうか。
たしかに無常ですな。
しかしハウスリーフがやられても、スミロン島があります。
すぐ近くのカシリスリーフがあります。
バリカサグ島もあります。
ご近所のジンベイ海岸には、相変わらず毎日ジンベイザメが集っています。
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