ＮＨＫの大河“平清盛”は面白い

ＮＨＫの平清盛は面白い。

私は比国・セブ島の在住で、日本と較べればはるかに遅くトラブルだらけのインターネットの回線で、四苦八苦しながらも視聴している。

そんなにしても、私は清盛だけは見たい。
意に反し、視聴できないことも多い。

ニュースや、グルメ番組はともかくとして、芸のない芸ＮＯ人の番組とか、面白くもないお笑い芸人のウルサイだけの番組、脚本が幼稚でテンポが遅いドラマは、もともと見る気はしない。

が、何故か、現地の日本では“平清盛”は評判が良くない。

もっとも日本の『評判』とは“視聴率”・・・・これが全てらしい。

だから、何処だかの市長が『画面が汚い』とか言えば、それに迎合とまでは言えないかも知れないが、ハデに取り上げられ、お追従する輩もいるみたいだ。

ケチのつけ方が、『けち臭い』と思いませんか。

私は最初、これは作為的な話題作りの一環かと思ったのだが、どうやら本気だったらしい。

バカバカしい。

あの時代の人や生活風俗が、今のように『キレイ』のわけはない。

写真として残っている明治初期の日本の人物や風俗でも見るがいい。

着ている物、人の顔つき、家、食べ物、町並み・・・・現代とはずいぶん違う。
はっきり言って、それこそキタナイ（←悪い意味ではなく）。

ましてこのドラマは、1100年代、約900年前の話なのだから。



それをして、『画面が汚い』などとは、片腹痛いわ。

現代人が見るのだからあの程度でいいが、リアルに作ろうとすれば、あれでもまだキレイ過ぎるのではないのだろうか（アカデミックでなく娯楽だからいいのだが）。

よく研究して、出来る範囲でうまく作っていると思う。
平安末期の話で、明治や江戸の話と較べれば、時を遥かに遡るのだから、考証にも多大な苦労があったと思う。

・・・・しかしまぁ、私ごときがウダウダ書いても仕方ないのであります。

実際、私が日本に居たり、私がもっと若かったり、私に他の多くの娯楽があったら、この大河ドラマには興味を示さなかったかもしれないし・・・

好みの問題ですから、ひと様が『好きだ』『嫌いだ』と言うことを、私がとやかく言えるはずもありません。

ですが、人が何と言おうと、どうケチをつけようと

「私は、ＮＨＫの平清盛を面白いと思います。」

先が知りたいけど、ドラマで見たいのでネットで調べたりしません。



面白いついでに、ひとつご紹介（↓）です。

http://blogs.yahoo.co.jp/zappspongi/archive/2012/07/03

（ＵＲＬ登載について、ご本人様の了解は得ています。）

大河ドラマとは全く関係ないですが、あるフィリピン在住者の方の面白いブログです。
女性ネタを正直？に書いている記事も多く、『不真面目』と取る方もいらっしゃるでしょうが、私はこの方はタダ者ではないように思います。
本業についての記述がブログでは少ないのですが、この国で個人で起業して成功している、しかもその事業がローカル（比国人）相手のビジネスなのですから、畏れ入ります。
ローカル相手の事業、すなわち、競合するライバルは地の利、血縁の利、その他諸々の利を備えたフィリピン人なのです。
アウェーでのビハインドからのプレー開始です。

この方にお目にかかったことは、ありません。
私より若いですが、私より在比年数が少ないですが、今の私には到達できない高みにいる方です。
何よりも、フィリピン社会に前向きにチャレンジしている姿勢（ブログではあまり語らないです）が、素晴らしいと思います。

こちらは日本の皆様相手のモンキービジネスですが、同じフィリピンという“土俵”で戦っているものとして、エールを送ります。