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日本で起きた、第三世界型の犯罪 [日本]






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こちらセブ島・ラグンデ村の“T2ゆかり”です。







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愛用のチェーンソーを手入れする木こりの『ヤキヤック名人』と助手の姪。  バックはかつてT2の敷地内のボロ屋です、懐かしいですな。




さて、きのう極東の平和ボケの島国国家=日本のニュースを見ていたら、こんな記事がありました。




高級車の29歳女性、車外に引きずり出される 男、ベンツ奪い逃走 



http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110912/crm11091207240002-n1.htm



ドアをロックしないで若い女性が1人でベンツを運転するなんて、サードワールドでは考えられない暴挙、愚行ですが、日本ではけっこう普通にしていると思います。
窓さえも開けっ放しだったりして・・・

それでも、おおかた安全、日本では・・・です。
しかし、最近、上の事件のほかにも、道を歩いていたらいきなり殴られたなんてのもあるし、高齢者や女性を狙った引ったくりはもう珍しくもなくなったのでしょうか。

日本も変わりつつありますが、世界の大勢はそんなもんだと身をもって知るには、やはり外国にある程度住んでみるしかないのでしょうか。
別に世界中を歩いたわけじゃないですが、日本並みに治安が良く、善良な人が多い国も少なくはないですが、やはりそうでない国のほうが多いような気がします。
そうかと言って、そんな国でも国中どこも治安が悪く危ないわけではないし、国民全てが悪人ということでもない。
ただし、どんな国のどんな場所においても、犯罪者予備軍や貧困者の出来心を誘うような防御の甘さ、危機管理意識が欠如する日本人独特の有り様はいただけないですね。

個人から話を変えます。
よく『〇〇人は好きだけど、〇〇という国は好きじゃない』なんて云ったり思ったりすることがあります。
その国の指導者や権力者が、他国や他国民に悪さを仕掛ける、巧妙に自国民を扇動する―――それは場合によっては、彼らが職務なり本分に忠実である結果と言えなくも無いですが―――これはおおいに用心すべきでしょう。
この場合気をつけるべきは、個人個人ではなく国というレベルの話になります。
世界は弱肉強食であり、現在の世界地図の色分けはそのパワーゲームの結果です。
そして今後も、世界地図は万華鏡のように細々とした色や形を変えていくでしょう。

日本の戦後教育で、私も含め日本人は精神的に骨抜き、去勢された感がありますが、さらに国力が衰退したり、人心が乱れれば、それは他国にとってチャンスです。
苛めたり、ちょっかいを出す好機です。
相手の反応が弱ければ、ますますカサにかかってくるでしょう。
厄介でうるさい国や強い国相手に手を出すことは、容易ではありません。
大人しくて弱い国が、狙われやすいのです・・・それは個人レベルと一緒です。

ここ数年、〇シア、C国、半島の2国など、隣人達の態度が変わってきていると思いませんか?
防衛庁を辞めたあの田母神氏も云っていますが、有事には欧米諸国は助けてはくれないと思います。
彼らにとっては、地図の端っこ、極東の小さな島国の話です。
“漁夫の利”は求めても“火中の栗を拾う”事はしないでしょう。

“日本という地域”には、豊富な温帯雨林と水、寒帯から亜熱帯までの数万キロの海岸線と海域、そしてなにより、奇跡的なほどに従順で勤勉で物作りに長けた日本人、という余所にはない“資源”があります。
こんなに『オイシイ国』は滅多にないのです。

しかし、日本人は、なんでサッカーやWBC、オリンピックなど、スポーツの事では簡単にナショナリストに変身するのに、外交になると弱気で無邪気な子供のようなのでしょうか。

やはり戦後の愚民化教育の成果?でしょうか。
小競り合いや戦いを避けたいのであれば、主張する、強く出る、言いたいことを言うほうが賢明です。
何もしない、何も云わないと言う態度は、世界の常識では『肯定』以外のナニモノでもありません。
何か事が起きてから、ウダウダしてもそれは“あとの祭り”というものです。







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それにつけても、サンゴ礁の海の前で、ヤシの木の下でこんなことに思い巡らす私は、どうかしていますかね。

疲れてますかね。

酒の飲みすぎでしょうか。

「気晴らしが必要・・・です」なんて云ったら、奥様Mに『甘ったれるな!』と張ったおされるでしょう。

ウチも弱肉強食ですから、気の小さい私はジワジワと侵略され、調教されるばかりなのでございます。









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レンジでチン

こんばんは

ベンツの取説に「走行中はドアロックをしないように」みたいなことが書いてあったような・・・
記憶違い若しくは古いベンツだったからでしょうか?
何でも事故対策らしいです。
横転事故などにより閉じ込められた際、外部からの救出がドアロックによって困難になるそうです。
その代り、ドアには特殊な楔形のストッパーが採用されていて、半ドア状態でも走行中にドアが開いちゃうことは絶対無いとか書いてあったような・・・

僕の通っていた中学の隣、6mくらいの通りを挟んで朝鮮中学・高校がありました。
サッカー部や卓球部は、年に数回交流試合や練習試合をしてましたね。
試合に勝ったところで、「偉大な領主さま、マンセー!」などと不吉な呪文? など言うことも無く、極普通の僕らと同じ13歳、14歳、15歳の坊主でした。
そういう意味では、「個人的には・・・」なのでしょうけれどもね。

震災復興の予算も目処がはっきりしないのに、なべやかん似の大臣様が、何処ぞの国に2兆円のODAを約束してきたなんてニュースを小耳にしたような。
馬鹿は可愛いけど、キチガイは対応に困るのです。
どじょうさん、どじょう並みの脳味噌じゃないといいのですけどね~
by レンジでチン (2011-09-13 18:03) 

yashinoki

レンジでチン様
コメントありがとうございます。
そういえば確か、・・・記憶の彼方にドアロックすると事故のとき・・・みたいな話・・・ありましたね。
私の場合は、ベンツではないですけど。
比国の都会の、特に渋滞しているとこなど走るときは、ドアロック&窓閉めは常識の範疇です。
それをしないで何かに遭った時、『何故?』といわれたら、一言もありませんから。
ところで、半世紀近く前の話ですけど、私の小学校高学年から中学までの無二の親友は在日の二世でした。
彼とは、ここでは書ききれないほど、いろいろありました。

by yashinoki (2011-09-13 19:04) 

darumaokoze

そうです。セブの街を財布が丸見えみたいな、ハンドバッグ抱えて、ショーウィンドウのぞいているカミサンに小言を言って、何度逆襲されたことか。 平和ボケの恩恵、いや副作用といえばそれまでですが、戦後の愚民政策というより、戦前からの島国教育が変化増幅したんじゃありませんかな。

by darumaokoze (2011-09-14 11:19) 

yashinoki

darumaokoze様
コメントありがとうございます。
セブ島で一番危ないと言われている処は、まあ『昼間の部』に限っての話ですけど、私の知っている範囲では、『カルボンマーケット』の周辺です。
何でもあるし安いし、魅力的なエリアなんですが、引ったくり、置き引き、日常茶飯事です。
犯人が捕まる事はまずありません。
そこでは、「盗られるほうが悪い」。
盗ったほうは「うまくやったぜ」、ただそれだけです。
ちなみにT2のあるラグンデ村は、そんな『生き馬の目を抜く』ようなすばしっこい連中はいないですから、平和そのものです。

by yashinoki (2011-09-14 12:37) 

レンジでチン

今から25~26年位前からでしょうか。
当時、機内で憶えたハングルを駆使して? 空港からタクシーに乗り下手くそなハングルで「ロッテホテル ロ カジュセヨ」などと言うと、運転手があからさまに「チッ! ハンチョッパリ!」と顔をしかめていました。
元々は「豚野郎!」みたいな意味で、それが高じて「半分日本人!」みたいな相手を軽蔑した言い方なのだそうです。
「朝鮮戦争の時は酷い目に有った。そんなとき、おめーは徴兵を免れて日本でヌクヌクしてやがって! おめーなんぞ同胞じゃねぇー!」みたいな感じのようで。
日本では、時として「朝鮮人!」と蔑まされて、母国では「豚野郎!」と蔑まされ、考えてみると歴史(人間)って残酷なことをしてきたものだと考えさせられました。
中国人には「おまえの親父や爺さんが、中国で何をしたか知ってるか?」などと言われ。
韓国にしても中国にしても、歴史上自分が不利になることは学校で教育されないのですよね。
当時を生きてきた訳じゃないから、事実を正確に教えられなければ知りません。
それを激しく湾曲して、事実を隠ぺいして教育されたら、それが事実として思いこんでしまいますものね。
「おまえの国は中越戦争のとき、どんな惨い事をベトナムでやったか知ってるか?」ったって、中国人は知りはしませんもの。

タイに住んでいたとき、同じコンドに居たドイツ人の奴が酔っぱらうと必ず「なあ兄弟! もう1度組んで世界制圧を企てようじゃねぇーか!」などと冗談を言ってました(爆)
僕も「あああ、でも今度は根性無しのイタ公は抜きでやろうな!」などと返していましたが。

by レンジでチン (2011-09-14 13:00) 

yashinoki

レンジでチン様
コメントありがとうございます。
中国、半島2国などは、親日派は弾圧され、反日は何をしてもヒーロー扱いという話を聞きます。
国民共通の(仮想)敵を作ることは、国をまとめるための一番安易な方法ですから、皆やりますよね。
フィリピンの教科書にも、日本兵が如何に残虐だったかみたいな事が書かれ教えられているそうです。
スペインは?・・・アメリカは?・・・書いてないそうです。
息子が、歴史を習うようになったら確認してみます。
そういう教科書を読む息子の気持ちは・・・・考えたくないですね。
by yashinoki (2011-09-15 08:26) 

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