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T2のまん前のトローリングの獲物 [フィリピン]






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沖から見た“T2”です。




先日の朝。
ビーチの様子を見に行ったら、うちのスタッフのダイアンが『魚、買うか?』と聞いてきた。
ふと見ると、ウチのスロープ横にダイアンのダメ夫が舟を着けている。
その手には、1匹の魚、“スマカツオ”の大きめが・・・。
彼は一応?漁師で、ウチの前でトローリングをしていて、釣ったばかりの獲物です。
鮮度はもちろん、抜群!です。





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魚と奥様M。




そういえば、ここのところ、前で厖大な数のイワシが獲れていますので、マグロやカツオの群れがそれを狙って寄っているのでしょう。
最近ウチの海、手前にはあちこちイワシを獲る網、少し沖にはトローリングの舟が走っています。
ダイビングをしていても、よくイワシの群れに囲まれることがあります。

近くにいらしたお客様に「お刺身、好きですか?」と聞くと・・・肯定。
で、仕入れ決定です。

でもよく見ると、スマカツオ独特の胸ヒレのところの黒点がありません。
死んで時間が経つと消えることもあるのですが、そんなに時間は経っていないはずです。
メジマグロ(本マグロの子供)かと思いましたが、顔と背中はスマカツオです。
どっちに転んでも、美味いことには変わりないので善しとします。

3キロに50グラムほど欠けましたが、お値段は浜値+知人で400ペソ(約800円)払いました。
トローリングの獲物ですから、日本なら手に入りにくいし、あってももっとずっと高価です。

しかし、毎度の事ですが、『〆て血抜き』をしていません。
この国も刺身などの食文化がないですから、仕方ないといえばそうなのですが、獲ったあと『シメ&血抜き』をしてあるかないかで、魚の味、特に刺身で食べる場合は、かなり違ってきます。

5枚におろし柵をとりましたが、肉色からしてやはりメジ(マグロ)ではなくスマカツオでした。
(A様ご夫妻、てことでスマでした、ごめんなさい。)
ただし、南洋のスマは、本カツオよりも美味というのは定説です。

ついでに云いますと、“ツナ(英語:tuna)”は日本では“マグロ”と主に訳されているようですが、実はカツオも含まれています。
魚の名前や分類は、例えば日本語の『鮭と鱒(サケとマス)』と英語の“salmon(日本訳:鮭)とtrout(日本訳:鱒)”のように、対訳しようとすると非常に曖昧なものが多いです。
(例:カラフトマス=pink salmon、マスノスケ=king salmon、銀鮭はsilver salmon、英語でもギンザケですが、北海道ではギンマスというところもあるとか。)

したがって、いわゆる『ツナ缶』の中身に各種カツオも入っていますが、これはインチキや不当表示ではないのです。
買う人が勝手に『マグロの缶詰』と思っているだけでしょう。
しかし、売るほうも、さらに図に乗って“シーチキン”なんて新語も作ってしまい、ますます消費者は混乱するばかりでしょう。


ところで、しめに、たまに宣伝させてください。
わが“T2ゆかり”セブ空港から2時間半、ラグンデ村の海浜でこじんまりと営業しています。

ホームページ:http://www.t2yukari.com/

現在ベストシーズンで通常、台風の影響はほとんどありません。
例年ですと12月頃までがシーズンとなっています。
そして、お盆以降まだまだ空きがございます。
お時間とお金と興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。










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