ビーサン七変化 [フィリピン]
フィリピンの田舎に住んでいて、何がいいかって、1年中毎日、素足に『ビーサン』で暮らせることもそのひとつです。
しかしどういう加減か、私の履くビーサンはよく壊れる。
肉体労働をするせいかもしれないし、ビーサンのハキカタが下手だからかもしれない。
たまにアタリを引くと、磨り減って踵に穴があくまで使えますが、まあそんな事は10足に1足くらいです。
奥様Mから貰った(つまりオフルです)ビーサン。
1週間ほど履いたら、全体がひび割れて、左足の鼻緒が抜けた。
これも奥様Mからのオフルのビーサン。
こいつは3日で、右足の鼻緒の付け根が切れた。
そこで、今は、壊れていない同士の左右を組み合わせて、履いている。
なかなか快適でオシャレ(?)だ。
しかも今日で4日目、まだこわれない。
こわれても、どうってことはない。
その時は、今度は、白のひび割れビーサンの鼻緒を、青のビーサンに付けるつもり。
そうすると、またしばらくは使えるだろう。
いよいよ本当にどうしようもなくなったら、捨てるのかというとそうでもない。
ビーサンは、素材として応用範囲が広い。
例えば、細かい魚網の浮きや、何かに詰め物や栓をする時などにうってつけだ。
だからとりあえず取っておく。
そんなことより、奥様Mでございます。
手足がデカイ。
手も足も、助っ人Y嬢の倍はあります。
長さで2倍、面積ですと4倍でしょうか。
手を振ればウチワのように風がくるし、ダイビングするときもフィンは要らない。
男だったら、ジャイアント馬場を凌(しの)いだろう。
私は奥様Mからビーサンのオフルを頂戴すると、踵のほうをハサミで3センチほど切って、自分の足のサイズにしてから履きます。
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