うんとこしょ、どっこいしょ [フィリピン]
フウテンおやじ妻M(Y=M)です。
そのむかし、私がまだりんごのようなほっぺをしたかわいらしい子供だった頃、家にはたくさんの絵本がありました。本好きの母のおかげで絵本のみならず、家はちょっとした図書室のようでした。
そのたくさんの絵本の中に「おおきなかぶ」(ロシアの昔話)がありました。
“うんとこしょ、どっこいしょ”
のフレーズでおなじみのこの絵本は、1962年の発行から今現在でも子供達に親しまれている絵本のひとつでもあります。
先日、両親が遊びにきてくれた際に息子“む”のプレゼントのひとつにこの「おおきなかぶ」があったのです。一番喜んだのは何を隠そう私でした。
まだわけのわからない息子“む”でしたが、やはり“うんどこしょ、どっこいしょ”のフレーズが気に入り、本を読んでもらいながら、かぶをひっぱるページでは
「うんどこしょ~、どっこいしょ~」と一緒に言っていました。
この絵本はおじいさんが植えたかぶが大きくなってしまい、おじいさんだけでは抜けず、おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼んで(以下続く)最後にはねずみまでもが参加して大きなカブをひっぱって抜くというお話です。
だんだん人数が多くなり大きなかぶは抜けました、めでたし、めでたし。
ということで、ここT2でも“うんどこしょ~、どっこいしょ~”を実現してみようと思いました。。
T2には大きなカブはありません。
でも大きな木の“株(かぶ)”はありました。これで試してみることにしました。
T2の”おおきなかぶ”用のかぶ(株)をつくる木
ヘルパーのリトイがチェック。「うんどこしょ~、どっこいしょ~」をするにはある程度下準備をしなければなりません。
周りの土堀りから開始
しかしリトイ、1人では無理と判断、ヘルパーのセフェリノを呼んで、
しばらく掘るも二人では寂しいのか、そのうち管理人のおばちゃんも呼んで。。。。
2人で準備を始めてから気がつくとすでに3日目に突入。
うちの「おおきなかぶ」物語は果たして完結するのか?!
少々あせりが出てきた私は、2人の隣りにいて無言のプレッシャーをかけることにしました。
そしてようやく昼過ぎに、余分な枝を切り落としたうちのおおきなかぶ(株)は、ロープをつけられることになりました。
本番の「うんどこしょ、どっこいしょ」にそなえ、このかぶを倒し、力のないか弱いうちの職人達が引っ張るには重過ぎるこの木の小枝や葉っぱなどを取り除き少しでも軽くしなければなりません。
無事倒れた
カットできる葉や枝を入念に調べるリトイとセフェリノ
余談ですが、この大きな木は近所のフィリピン人やうちの職人達の間では“ホワイトレディー”(フィリピンで有名な女性の幽霊)がいると言われていました。
もっと早く切りたかったのですが、そんな木だったのでなんだかんだと理由をつけてはうちの気弱な職人達は今まで延ばしに延ばしていたのです。
そんな怖い怖い曰く付きの木。もしや切り始めたリトイにホワイトレディの霊が乗り移ったり、間違って自分をノコで切ったりなどのアクシデントでも起こるのか?とちらっと考えたりもしたのですが。。。
そんなことよりも、もっと恐ろしいことが起こってしまいました!
それは。。。。。
↓
↓
↓
↓
恐ろしや、こんなものが出てきました。
その“ブツ”は木の枝の間から次から次へと出てきて、最後には8枚にもなってしまいました。
男性用ブリーフ。。。。
こんな恐ろしいことはありません。
しかしこれでこの木がホワイトレディがついていないことが証明されたわけです。
一応幽霊といえども女性なので、こんな色気のない、しかも男性用ブリーフははかないでしょう。
リトイとセフェリノの努力のお陰で、T2版「おおきなかぶ」はなんとか実現できそうです。
おじいさん役はやはり棟梁エンボイでしょう。エンボイ、まずはドドンを呼びます。
こんなふうにロープをつけ
ドドンはサミーを呼び木をテコに使い
あれがあれを呼び、こっちがアレを呼び。。。。
(うちは人数が多いので、詳細は割愛させていただきます。)
さあ、いくぞ!!
うんどこしょ~、どっこいしょ~
まだまだかぶはぬけません。
見かねたフウテンも呼ばれもしないのに参加。
写真は撮れませんでしたが(私も引っ張っていたので)、絵本の最後がねずみ(一番小さい)だったので、T2ではロープの端っこを息子“む”にもたせ本物の絵本とのバランスをとる、というアレンジもしてみました。
うんどこしょ~、どっこいしょ~
やっとかぶ(株)は抜けました。
あとは皆で押してビーチサイドへ移動。
はい、おしまい。これでコテージ1前のジャマな木がなくなりました。
めでたし、めでたし。
注:管理人のおばちゃん曰く、漁師が洗濯をしたあとのブリーフを木にひっかけてそのまま忘れたのだろうと。。
最後にどう〇〇様、え〇〇ん様、ありがとうございました。
そのむかし、私がまだりんごのようなほっぺをしたかわいらしい子供だった頃、家にはたくさんの絵本がありました。本好きの母のおかげで絵本のみならず、家はちょっとした図書室のようでした。
そのたくさんの絵本の中に「おおきなかぶ」(ロシアの昔話)がありました。
“うんとこしょ、どっこいしょ”
のフレーズでおなじみのこの絵本は、1962年の発行から今現在でも子供達に親しまれている絵本のひとつでもあります。
先日、両親が遊びにきてくれた際に息子“む”のプレゼントのひとつにこの「おおきなかぶ」があったのです。一番喜んだのは何を隠そう私でした。
まだわけのわからない息子“む”でしたが、やはり“うんどこしょ、どっこいしょ”のフレーズが気に入り、本を読んでもらいながら、かぶをひっぱるページでは
「うんどこしょ~、どっこいしょ~」と一緒に言っていました。
この絵本はおじいさんが植えたかぶが大きくなってしまい、おじいさんだけでは抜けず、おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼んで(以下続く)最後にはねずみまでもが参加して大きなカブをひっぱって抜くというお話です。
だんだん人数が多くなり大きなかぶは抜けました、めでたし、めでたし。
ということで、ここT2でも“うんどこしょ~、どっこいしょ~”を実現してみようと思いました。。
T2には大きなカブはありません。
でも大きな木の“株(かぶ)”はありました。これで試してみることにしました。
T2の”おおきなかぶ”用のかぶ(株)をつくる木
ヘルパーのリトイがチェック。「うんどこしょ~、どっこいしょ~」をするにはある程度下準備をしなければなりません。
周りの土堀りから開始
しかしリトイ、1人では無理と判断、ヘルパーのセフェリノを呼んで、
しばらく掘るも二人では寂しいのか、そのうち管理人のおばちゃんも呼んで。。。。
2人で準備を始めてから気がつくとすでに3日目に突入。
うちの「おおきなかぶ」物語は果たして完結するのか?!
少々あせりが出てきた私は、2人の隣りにいて無言のプレッシャーをかけることにしました。
そしてようやく昼過ぎに、余分な枝を切り落としたうちのおおきなかぶ(株)は、ロープをつけられることになりました。
本番の「うんどこしょ、どっこいしょ」にそなえ、このかぶを倒し、
無事倒れた
カットできる葉や枝を入念に調べるリトイとセフェリノ
余談ですが、この大きな木は近所のフィリピン人やうちの職人達の間では“ホワイトレディー”(フィリピンで有名な女性の幽霊)がいると言われていました。
もっと早く切りたかったのですが、そんな木だったのでなんだかんだと理由をつけてはうちの気弱な職人達は今まで延ばしに延ばしていたのです。
そんな怖い怖い曰く付きの木。もしや切り始めたリトイにホワイトレディの霊が乗り移ったり、間違って自分をノコで切ったりなどのアクシデントでも起こるのか?とちらっと考えたりもしたのですが。。。
そんなことよりも、もっと恐ろしいことが起こってしまいました!
それは。。。。。
↓
↓
↓
↓
恐ろしや、こんなものが出てきました。
その“ブツ”は木の枝の間から次から次へと出てきて、最後には8枚にもなってしまいました。
男性用ブリーフ。。。。
こんな恐ろしいことはありません。
しかしこれでこの木がホワイトレディがついていないことが証明されたわけです。
一応幽霊といえども女性なので、こんな色気のない、しかも男性用ブリーフははかないでしょう。
リトイとセフェリノの努力のお陰で、T2版「おおきなかぶ」はなんとか実現できそうです。
おじいさん役はやはり棟梁エンボイでしょう。エンボイ、まずはドドンを呼びます。
こんなふうにロープをつけ
ドドンはサミーを呼び木をテコに使い
あれがあれを呼び、こっちがアレを呼び。。。。
(うちは人数が多いので、詳細は割愛させていただきます。)
さあ、いくぞ!!
うんどこしょ~、どっこいしょ~
まだまだかぶはぬけません。
見かねたフウテンも呼ばれもしないのに参加。
写真は撮れませんでしたが(私も引っ張っていたので)、絵本の最後がねずみ(一番小さい)だったので、T2ではロープの端っこを息子“む”にもたせ本物の絵本とのバランスをとる、というアレンジもしてみました。
うんどこしょ~、どっこいしょ~
やっとかぶ(株)は抜けました。
あとは皆で押してビーチサイドへ移動。
はい、おしまい。これでコテージ1前のジャマな木がなくなりました。
めでたし、めでたし。
注:管理人のおばちゃん曰く、漁師が洗濯をしたあとのブリーフを木にひっかけてそのまま忘れたのだろうと。。
最後にどう〇〇様、え〇〇ん様、ありがとうございました。
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