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拝啓、打ち首獄門様 [日本人]


『フウテンおやじ』です。
大変お世話になっております。
遊びに目もふれず社長業にお忙しい中、ブログを見ていただき、またコメントもありがとうございます。

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2008-06-19

このブログは、フウテンのボヤキの吐け口で、アップが頻繁、忙(せわ)しなく、コメントしていただくチャンスを見失いがちかと思いますが、お気に掛けていただきありがとうございます。


仕事の話(?)で恐縮です。
私の持論ですが、こんなアジアのビーチリゾートで最も重要なことは、第一に水と電気です。
次がメシ(食事)です。
日本人のお客様を相手にする場合、水と電気に不自由なく、食事が美味ければ、そのリゾートは生き残れます。
簡単な事のようですが、フィリピンではこれが難しいのです。

電気に関しては、資本さえ潤沢であれば大型発電機を設置すれば解消するのですが、多額のコストが掛かります。
水は立地条件によって最良の対策が異なります。
(例えば、傾斜地にある施設であれば、上のほうの土地にタンクを作れば、下では高低差による自然の高水圧が得られます。)

打ち首獄門様はあちこちのリゾートにステイしてお解りですが、おっしゃるように日本では当たり前にある水と電気がこの国では、厄介です。
当地オスロブの水道事情は、朝がた水圧が弱く(ときに断水)、夜は必要充分な圧があります。
私のプランでは、クラブハウスが出来た後、ボロ屋を壊し地上に水タンク(1万2千リットル)を作りポンプを設置いたします。
プレッシャータンクつきのポンプです。
普通にある高所に水を揚げる為のポンプではありません。
高所に12立方メートルの水タンクを作るのはコスト的に合いません。
また、2階でも充分な圧を得るには、相当高いところにタンクが必要ですから、景観的にも費用も割に合いません。
タンクに昼間や夜間の水を貯め、水圧が弱い朝方などにはプレッシャーポンプ&タンクで施設に流します。
水道から直の給水と、タンクの水をポンプで送る給水と2系統にする予定です。
停電でポンプが作動しない時や普段は、水道からの水のほうがタンクの水より良いと思います。
ところでオスロブの水道は、地中のサンゴ砂にろ過された山の井戸水です。
硬水です。
水質は良く異物や臭いはありません。
地元の人はもちろんそのまま飲みます。
水道管にポンプ直結は違法ですし、チョロチョロの時は空気が出てくるだけで、効果はありません。
水があってのポンプです。


さて、打ち首獄門様のコメントに「着々とオープンに近づいて・・・」とありますが、ごめんなさい、いま少しご猶予を頂きたいと思います。
完成間近なのは、クラブハウスです。
クラブハウスだけです。
フウテン一家がクラブハウスに移り住んでから、ホントのリゾート建設が始まります。
コテージ、レストラン、エントランス、ビーチサイド、ガーデニング・・・それからスキューバダイビング用のボート、ガイド、タンク、レンタル、スタッフの採用と教育・・・なんか書き出しているうちに、気が遠くなりそうです。

クラブハウスの中に客室がひと部屋ありますので、8月後半には2名様くらいでしたら、泊まって食べるだけでしたら、大丈夫そうです。
ただし、先のとおりの環境で、まだリゾートとは呼べず、恥ずかしくてお金をちょうだいできるような状態ではありません。

申し訳ありませんが、リゾートという名で呼べるまでは、もう少しお時間をください。
ただ、工事中のリゾートでも見てやろう、というご奇特な方がお越しになるのは、一向に構いません。

大歓迎です。

敬具



打ち首様のコメントにコメントでお返事しますと、コメントが更新の彼方になってしまいますので、失礼かとは思いましたが、記事でお返事させていただきました。

このブログをごらんになる方には、上の打ち首獄門様のような、フウテン夫婦が以前からたいへんお世話になっている方々もいらっしゃいます。
有り難いことにこれらの方々は、私達がこの国に来てからお会いできた人たちです。
奥様Mはともかく、私はご存知のようなハンパ者です。
『3高』ならぬ『3底』ですし。
支持していただける多くの人たちのお情けにすがって、応援されて、フィリピンで生かされています。
感謝しております。
おかげさまで曲がった事にも手を染めず、真っ当な暮らしをさせていただいております。
前にも言いましたように、私はもともとはフウテン気質で名誉とか蓄財とかは、あまり興味が無い人間です。
たまたまダイビングインストラクターとしてこの国に来て、同時にリゾートの運営に携わり、いくつかのダイビングリゾートの運営を仰せつかりました。

今回は全く更地、ゼロからの立ち上げです。
リゾートと呼べるものが出来るかどうかは、わかりません。
しかしやらなければ、出来ないことも確かです。
やれば出来るかもしれません。
皆様の応援やご期待を糧に、奥様Mと微力ながら力を尽くしますので、見守っていただけると幸甚の至りでございます。




blog122-1.jpg
(参考写真)





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コメント 2

ちぢみ

内装工事も進んできましたねー。来年くらいにはリゾートオープンかな!!

by ちぢみ (2008-06-22 10:01) 

yashinoki

チヂミ様
ご無沙汰しております。お元気ですか?
コメントありがとうございました。内装は5メートル以上離れた場所から見ていただくということで。。(笑)。驚きのフィリピンなので何がおこるかわかりませんが、フウテンおやじとなるべく早くオープンできるようがんばります!
by フウテンおやじ妻M
by yashinoki (2008-06-22 20:16) 

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