SSブログ

モンゴルの八百長が、本丸か? [大相撲]

白鵬と稀勢の里が途中休場、今場所の土俵は粛々と進んでいます。


"嵐の前の静けさ"という感もあり、野次馬として見る方はまぁ楽しみです。



例の騒動は、初場所に入っても終着は見えるどころか、ますます混沌としています。


世間様やメディアは、貴乃花親方よりの見解が多いようですね。


八角理事長と主流派の権力へのこだわりと、貴乃花親方の一風変わった戦法が、騒ぎに拍車をかけているようにも思えます。



しかし、様々な報道に依れば、どうやら貴乃花の究極の狙いは、『モンゴル互助会』=モンゴル力士同士の八百長の摘発、ということになります。




一時は、幕内力士の半数をモンゴル出身が占めていました。

部屋は違えども、固い血の結びつきであり得る事です。

ここ十数年、日本の相撲界は"元寇"のように、モンゴル襲来であたふたしています。





それもこれも、元はと云えば、日本人力士が弱かったからではないでしょうか。



そして親方衆が、手っ取り早く関取(=番付で十両以上)を養成するためには、日本人よりモンゴル人の方が分が良いと踏んでいたからでしょうね。

部屋を持っても、関取を育てない事には、部屋の経営は火の車。

タニマチ(谷町)筋や協会からのカネだけでは苦しいし、親方として名を挙げるためには関取、できれば3役以上の弟子を持つ事が必須です。


日本人(力士)の虚弱さを棚上げして、相撲界の清浄化は難しいと云うか、おこがましいのではないでしょうか。


相撲がグローバル化することは、大相撲にとって好ましい事だと私は思います。

様々な国の外国力士を、取り組みを見てみたいものです。


しかし、あくまでも相撲は日本の"国技"。


規律を重んじ、伝統を尊重して、"心・技・体"を競って欲しいのであります。


海外の人からすれば、こんな大昔の行事が、現代もなお隆盛を誇り、且つ興行的にも成り立ち、国民の支持を得ているという日本の大相撲は、"奇跡"のようなモノなのですから。



褌ひとつで、小さく丸い土俵で心技体を披露する・・・・そんな相撲は世界的に稀有な伝統です。

いま流行りの『世界遺産』に匹敵するかもです。



雨降って地固まるように、私はいち相撲ファンとして、今回の騒動も前向きに捉えるべきと思います。







nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

気持ちイイリサイクルショップ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。