セブ島は暑いか? [フィリピン]
まず始めに今日のジンベイウオッチング。
朝9:00、晴れ、気温29度、海水温28度、微風、凪ぎ。
集まったジンベイザメは、10匹でした。
昨日と同じ、二桁をキープいたしました。
週末の土曜とあって、朝早い時間はともかく、9時半過ぎればかなり混んできます。
さてお題の、≪セブ島は暑いか?≫
とても数行では、いや数ページでも説明できません。
でも、もし『ひとことで答えろ』といわれたら・・・・「ひとによる」です。
しかし、これで納得する人はいないでしょうから、さらに説明することになります。
そこで・・・北ヨーロッパなど寒い国から来た人は、『暑い』と感じるでしょうが、熱帯地域のセブより暑い場所から来た人は、『涼しい』と言うでしょう。
などと言えば、『そんなの分りきってるわィ』と、怒りっぽい人はキレかかるかもしれません。
そこでさらに、夏の東京から来た人は、セブ島は涼しい場所と感じるでしょうが、冬の東京からだと相当暑く感じると思いますよ。
日差しが強いせいで日なたは暑いですが、日陰は風があればむしろ涼しいです。
セブ市の都会の街中ですと、(暑くて)クーラーがないと生活できないと思いますが、田舎や山の上のほうでは、クーラーも要らないし、むしろ夜間など風が吹けば『寒い』と感じるかもしれません。
これでちょっと、『なるほど~』といった風になります。
そこで、私はひとつの事実を付け加えます。
ウチの奥様M(津軽出身です)と私(東京出身)は、長年いつも一緒なのですが、≪体感温度≫がまるで違います。
奥様Mは、(縄文アイヌの血が混じっている?くせに)、私=標準=普通の日本人(と思っている)からすれば、異常な寒がりです。
(18歳まで、どうやってあの寒い津軽の田舎でサバイバルできたのか、まったく不思議です。)
寝るときに(セブでですよ)、窓を締め切り、ホームレスのように、ぶ厚いジャージを着こんで寝ます(ひと様には絶対に見せられません)。
(私どものセブ島オスロブは、西に標高500~700mの山が屏風のように連なるので、海沿いでも夜間は暑くはありません。)
私は(標準ですから)少し窓を開け、パンツ一丁で、さらに寝込みは扇風機など回します。
奥様Mは 昼間であっても、私が「暑い」と思って扇風機を回すと、『寒いからやめて!』とか言って抗議します。
≪セブ島は暑いか?≫
結局、答えはやはり、≪ひとによる≫、のかもしれません。
おしまいにひとつ、客観的事実の考察を。
クラブハウス一階の、壁掛け時計です。
上の画像が午前11:10、下の画像が、同じ日の8時間後の午後7:10です。
どちらも気温は(画像左下の温度計)、摂氏30度弱、見事に同じくらいです。
ところが、標準的な私の体感は、午前11:10と午後7:10とでは、(同じ気温でも)全然違ったのでした。
どう違うかと言いますと、
午前11:10の時は暑かったですが、午後7:10は(暑くも寒くもなく)快適でした。
理由は単純明快です。
画像右下の湿度計に、注目です。
約ですが、71.5%と62.5%・・・・・・この違い。
この湿度の違いが、体感温度に大きく影響します。
ジジイのクセに、標準的な私の“体感温度”は、見事に反応したのです。
日本の梅雨時や夏の暑さは、湿度が高いからなのです。
日本の夏のTVのお天気キャスターは、とかく温度にこだわり『暑い、暑い』を連発したがりますが、もっと、湿度とその正体を報道すべきではないでしょうか。
以上、“ジンベイのふるさとオスロブ”の、インチキ気象予報士でした。
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