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久しぶりの木登り [リゾート]





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赤の矢印のところで作業中です。





久しぶりに木登りをしました。

ウチの施設内の『ニーム』(和名:インドセンダン=インド栴檀)の木です。

高さ約15mくらいの木です。

硬い樹のくせに、発育の条件が良いのか、ほおって置くとドンドン伸びていきます。

ですので3年に一度くらい、枝打ちします。

(正確に言えば、主幹も切るので、『枝打ち』ではないかも知れません。)


一気に丸裸では、木の体力がなくなりそうなので、間を開けて来月また切ります。



私、木登り好きです。

ただしこれは、ただ登るだけでなく、山刀(ビサヤ語―『スンダン』とか、タガログ語―『ボロ』とか)を振るって直径15センチくらいの枝を切るので、かなりの力仕事でもあります。



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だんだん右手の握力がなくなってくるので、休み休みになります。

疲れは敵です。

疲れて山刀を空振りしたり、振り下ろす所が悪いと、身体のバランスを崩し、落ちるかも知れません。

落ちれば良くて骨折、悪ければお陀仏です。

しかし、フィリピンの田舎生活も20年近いですから、山刀の扱いは自分で言うのもなんですが、日本人離れしています。


それに私、自分でもオカシイと思うのですが、〈恐怖心〉というものが少し欠如しているようです。

もっと正しく言えば、〈恐怖心〉みたいな緊張感が、気持ちがいいんです。

危ないと心が落ち着くし(←変ですか?)、集中できるのです。

以前、単独で冬山とかやっていたときも、次の一歩で滑落したらとか、雪庇を踏み抜いたらとかいう危機感が、私にとっては快感でした。




しかし私も、もう年です。

恥ずかしながら、来春には63歳になる糞ジジイです。

体力もずいぶん落ちたし、もう、そういう場面は卒業したつもりです。




今回は「やむを得ず」でした。

何故、やむを得ずかと言うと、頼んだ人が来ない。

それも自分のほうから、『明日行く』とか、『何曜日にやる』とか当方に指定しておきながら、連絡も無くスッポかす。

そういうことを、悪びれず、臆面も無く、どういうつもりか何度も繰り返す・・・・

まぁ、それは比国(他国?)ではよくある〈いい加減さ〉なので、(キチンとした人も居ないことはないし)いまさら腹も立ちませんが、せっかちな江戸っ子の私としては、何度もダラダラと引き延ばされることが、面白くなかったのであります。


T2創業以来、近所の村人達になるべく仕事(=収入を得るチャンス)を割り振り、彼らの出来る仕事、彼らの得意とする仕事は(ヤシの木や庭木の手入れもそのひとつです)、近所の人たちに回してきましたが、たまには俺だってこのくらいの事は出来る、と示さないといけません。


(舐めんなよ~)と言う、いささか幼稚な意味も含めて。

“年寄りの冷や水”・・・・でしたが、まだまだ、どうしてこうして。

(久々の木登りは、楽しかった!)









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