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クズ材木で作るTシャツ用ショーケース―② [手作り]



前回の記事(↓)の続きです。

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2014-04-22







私にとって、奥様Mの命令は絶対でして、「NO!」はありません。

奥様M(ことわって置きますが、日本人です)あっての、“T2ゆかり”ですので、当然のことです。

奥様Mは、私を奴隷のように様々な役割でコキ使いますが、今回は大工(指物師)キャラでございます。

要請(命令)を受けてからかなり掛かりましたが、ココランバーのクズ材の用途をショーケースと決めて制作を始めました。



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何しろ“発泡スチロール様の木”ですから、サンダーで滑らかにした後ウッドステインを塗り、木(木なんですが・・・)のように見せかけます。




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ノミを使うのは、柔らかいのでとても簡単、短時間で終了です。



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“人”型に組みました。

云ってみれば、『トラス構造』の一種です。

釘の効かない材質で、接合部の強度・剛性が乏しいですから、この構造以外の設計では強度は出にくいと素人なりに判断しました。

固定方法は、木工ボンドの全面ベタ塗りと、それを押さえる為に軸が細くて山の高い木ネジを使いました。





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Tシャツを入れるボックスは、1/2インチ厚の合板(フィリピンスタンダードの低品質コンパネ)を使い、ボックス自体にフレームの機能と強度を持たせるため、人型の柱との接触面を意識的に広く取りました。







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塗装して、お座敷レストランに置いたところです。

見にくいですが、背面は筋交いを襷がけして補強してあります。

また、ボックスが柱からずり落ちないように、柱の内側に木のモールディング材を貼り下部からもボックスを支えるようにしました。




2段のボックスにはTシャツが70~80枚置けますし、トップの棚板には販売用の“自作のニームの木の灰皿”を展示するつもりです。


この作品のひとつの心配は、クズ材で作った柱の虫食い被害です。

柱は虫除け薬(“ソリグナム”)の上にエナメルペイントを重ね塗りしましたが、ここは熱帯ですので、木を食う虫は1年中活発です。

どうなるかは、判りません。

以上、私の常として、あり合わせの材料で製作し、新たに買ったのは、ボックスに使ったベニヤ1枚でした。



ミッション終了。







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