海に向かって、でき上がり [工事]
沖に向かってスタートした船の出し入れ用スロープ、どうやらできました。
大潮の満潮時にはほとんど海面下のスロープですから、大潮の干潮時間帯を狙って作業するしかなく、今回の潮では、作業は午後から夕方に掛けての時間帯だけです。
午後潮が引き出したら、作業を始めます。
メイドの“アビン”と息子フィリピン1号のベビーシッターの“マデール”、そしてホームヘルパーの“ルイーラ”まで、手伝い始めました。
もちろん私は彼女らに頼んではいません。
しかし、一応ボスである私がやっているから、スタッフとして義務を感じて加わったのでもありません。
これはフィリピン人のよくあるただの気まぐれ、お遊びでございます。
その証拠に2日間しか続きませんでした。
夕方にスコールがくることが多いので、毎日ヒヤヒヤでした。
養生はしましたが、2度ほどセメント表面が雨水で少し流れました。
5日目です。大分出来てきました。
あと一息です。
今の潮では、満潮になると先端はかなり水中に沈みます。
そして5日目についに出来上がりました。
深く掘り下げた周囲の石垣を含めると、約12日間の工事と言うところでしょか。
使ったセメントは全部で約40袋。
石と砂は現場(海)調達です。
しかしこれで完全に終わりかというと、実はそうではありません。
現在のスロープの長さ10メートルでは、潮位が1.2メートル以上ないと船は上げられません。
つまり延長が必要なのです。
延長工事のチャンスは、10月19日からの早朝、新月の大潮の3日間、潮位が今回と同じマイナス0.3メートルまで下がります。
先の長い話ですが、もとよりリゾート工事に完全なるエンディングなど無いのです。
どうせ自前のボートはまだ無いし、どうってことはありません。
当分は、ダイビングのビーチエントリー用←すればですが、もしくは近所の子供達の恰好の遊び場や釣り用桟橋として活躍いたします。
どなたか、FRPのボートを安く譲ってください・・・とかいって、考え甘いですね。
うちは親鸞聖人の浄土真宗ですが、この場合は他力本願はよくないかもしれません。
ただただ、地道に努力あるのみでしょう。
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