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命がけの? ウォーキング [ジョギング]

5.6年来、朝のジョグの時、しょっちゅう見かけるご老人(男性)がいます。

見た目では、80歳前後か、あるいはそれ以上。

ご老人は、ウォーキングと云うより『散歩?』。

失礼ですが、かなり『ヨレヨレ』と歩いています。

足を左右に30センチも広げ(左右にです)、そのまま前に(いわゆるガニ股で)一歩ずつ足を運び、とてもゆっくり歩きます。

しかし、ご老人の歩く距離は結構長く、6~8キロくらいです(私と彼のコースがダブるので分かります)。

その速さだと、時間で言えば3時間前後はかかるはずです。

傍からみれば、『苦行』のようです。



寡黙な雰囲気の方で、話しかけたことはありません。

ですので、ご老人が毎日のように歩く、そのモチベーションは分かりません。

ただ、狭い遊歩道ですから、すれ違ったり追い越す時は敬意を表し、私は思い切り端に寄ります。



一昨日(3/11)すれ違った時、ご老人のある変化に気が付きました。

よく見ると、足の左右の開きの幅が約40センチ、前より広くなっていました。

当然歩く速さも、前よりさらに遅くなっています。

そして、時々固まる(=止まる)。

要するに『衰え』が進んでいるような・・・・・


私は、このご老人はひょっとしたら、命がけで歩いているのではないかと感じました。

大袈裟に言えば、”鬼気迫る” 空気をまとっていました。

変な言い方ですが、「死ぬ覚悟で歩いている?」




”人のふり見て我がふりなおせ”と云う言葉がありますが・・・なんてことはない。

明日は我が身です・・・・

ご老人の姿に、数年後の私が見えました。

今の私の『スロージョグ』も、似たり寄ったりなのです。

少し興ざめしました。







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