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日本人観客のゴミ拾い、アリ?ナシ? [スポーツ]

まずは、〈ワールドカップ〉ドイツ戦勝利、おめでとうございます!


国際試合で、主にサッカーなどで、『日本人観客が、試合後ゴミを拾う!』とニュースになることがあります。

世界からは、好意的な報道が多いし、誇りに思う日本国民も多いようです。



ただし、ウクライナ戦争で、ロシアを擁護する国や人々も決して少なくないように、人間は十人十色、それぞれ思いは違います。



『ゴミ拾う日本人』を称賛するという外国の人たちというか、外国のメディアは、本当にそう思っているのでしょうか?


『ゴミ拾う日本人』にネガティブな感情を持つ人は、いないのでしょうか?


『ゴミ拾う日本人』はマナーが良く、それは”日本人の美徳”なのでしょうか?


少しだけ、反論を想像すれば・・・・

・『好きなゲームを見るために、大金はたいてスタジアムに来たんだぜ。勝っても負けても、試合後にゴミ拾いなんてイヤだ』


・『スタジアム職員には清掃をする人もいるから、彼らの仕事を奪っていることになる。もし彼らが時給で働いているなら、収入さえ奪っていることになる』


・『ゴミを拾う日本人ってのは、彼らの自慢のスタンドプレーでは・・・勝手にやればいい』


・『日本人は、ゴミ拾いが好きな民族なんだろう』


・『頼まれもしないのに、他人の捨てたゴミを拾い集めるなんて・・・日本人は理解不能な不思議な人種だ』





こうしたネガティブな反応や思考は、まずメディアには露出しません。

ですから大方の人やメディアは、ゴミ拾い日本人を称賛しています。


なぜ称賛するのかと言えば、その行為をできない(しない)人々が、圧倒的に多いからではないでしょうか。

例えば、スーパーアスリートや大富豪になるのは至難の業なのですが。

彼らを見聞きしたときの人々の反応や感情は、賞賛と羨望と嫉妬、そして、自分には縁が無いとする無感情もあります。


ゴミ拾いも同様、然りかも知れないと考えると、ネガティブなリアクションが理解できます。




しかし私は思うのですが、日本人でも、いちいち道路や公園のゴミを拾う人は少ないです。

ですから、スタジアムでもゴミを拾い集めるのは、一部の日本人ではないでしょうか。


ただし、ゲームを楽しませてもらった感謝の気持ちを表すために、観客席を掃除するのは少し理解できます。

村の神社の境内を、常日頃、近所の村人が掃き清めるのと似ているような・・・ことをしている。

ご利益があるのか、自然と身体が動くのか、義務と思っているのか。




長々と、まとまりないですが、メディアとは『えっ?』という出来事を報道します。

普通の事を言っても書いても、注目されません。


そう考えると、海外メディアの『日本人がゴミ拾い』報道の意図するものは、『アメージング!(素晴らしいとか驚くべき)』と言う事もあるでしょうが、『ストレンジ!(奇妙とか変わっている)』というニュアンスのほうが、実際は高いのではないでしょうか。


日本人観客の真似をして、各自が自分のゴミを持ち帰るようにでもならない限り(まず、なりませんが)、単純に喜んでいる場合ではないのかもです。



しかし、サッカーと言えば、嘗ては、放火したり乱闘したりの暴力ファン集団『フーリガン』が、名を馳せました。

近年おとなしくなったようですが、まさか、ゴミ拾い観客が現れるようになるとは・・・・フーリガンも真っ青でしょう。

(サッカーファンも草食化?)




ですが、これが正しい姿とは思えません。


本来であれば、誰であろうとやはり自分のゴミは、各自が持ち帰るべきだと思うからです。


今は『異様』とも言える日本人のゴミ拾い行動が、先々そこに繋がれば、それこそ正真正銘、アッパレな日本人ファンと言えるでしょう。


お読みいただき、ありがとうございます。







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