イーロン・マスクにまで『日本消滅する』

「日本はいずれ消滅する」イーロン・マスクの「予言」は何年後に当たるのか（現代ビジネス） - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/6b6a24e2eed00306b3258c4cd73c566a1408ca9e



あのイーロンマスク氏が、『日本はやがて消滅する』とツイートしたという。


お得意の話題作り？　予言？

貴方に言われたくはないのですが、それを考えない、感じていない日本人は多い。


マスク氏は、今回、日本の出生率の低下を指摘している訳ですが、それだけではないと思うのです。

死なせない医療に支えられた、超高齢化社会を構成する世代は、あと15年もすればいずれ絶滅します。

当然人口は1億を切る。

その時、誰というか、どの世代が日本を支え発展させるのか、私には判りません。

終戦後のベビーブーマー＝団塊世代が高度成長の力となり、日本が成長したように、パワーのある世代が今いるのか、見当もつきません。

政治や教育などの環境も、世界から遅れている。


いわゆる『失われた30年』のツケを、これから払わせられるのではないでしょうか。


結婚したくない、結婚しても子供を作りたくないと考える若者が多いのも、当然です。

この国は、子育て費用や教育費が高い。


一方で現実は、給料が上がらないどころか、いつ仕事を失うかも知れない。

終身雇用はもうあり得ません。


パートやアルバイト、ハッキリ言えば『日雇い』労働者が、子育てなんて出来ない・・・・と思うのは、一部の冒険好きな若者を除き、しかたないでしょう。



以前、”老後を生きるためには2千万円の貯蓄が必要”　と話題になりました。

が、”子供一人を産み、育てて、大学卒業までは2,800万円かかる”という試算もあります。

有名幼稚園・私立小中高・私大の医学部とか、欧米留学であれば、もうひとケタ上でしょう。




ですが、おカネの問題だけではないと思います。

国が出産費用とか、養育費・教育費を手当てとして給付援助したとしても、出生率の向上に結びつくとは、私は思えないのです。


”子孫”や”家族・親族”を増やすことが幸せと思えるような国である事、いわゆる『幸福度』を高めないと人口は増えない。

”未来は明るい”と皆が思える国になれば、自然に子供は増えていくのでは。。。。


しかしそれは、おカネをばら撒くよりずっと難易度は高い。

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