アオッたらバテてしまった

いつもの様に、「楽しくヨタヨタと」ジョグしている私を、長身の若いウォーキング人が、スッと追い越していきました。


ランナーに追い越されるのは慣れっこです（自慢になりませんが）。


ですが、幾らクソジジィのジョガーでも、ウオーカーには滅多に追い越されません。



その瞬間、私の微かに残っている”闘争心”が燃えました。

すぐ、そのウオーカーの後にピタッと付きました。


これでも、嘗ては『サブスリー』の市民ランナーです。

（今じゃ、膝ガタガタ、ボロボロ、ヨイヨイの高齢者）


追い越さずに、足音だけを聞かせるように・・・・・・



遊歩道は、この時期枯れ葉があるので、足音は確実に”敵”に聞こえています。


レースでは（って関係ないけど）抜いたと思った相手に、すぐ後ろに付かれるのは結構プレッシャーです。


意地悪い気分になった私は、アオリ続けました。



そのまま2キロも行くと、煽る私がキツくなり始めて、バカバカしいからもう止めようと・・・



しかし、次の分岐点まで「ガンバ」と思って・・・・




橋と交差する地点で、敵は左に曲がりました。


私はすでにヨレヨレになっていたので、ホッとしました。


「マイペース」でないペースで約3キロ、気分も悪く、不整脈が出そうで後悔しました。


悟ったつもりが、”煩悩”に漬かってしまいました。


ですが、何年か降りに「練習したッ！」感を少し味わいました。


だけど、ウオーカーとチェイスなんて・・・・これ以上に情けないことはありません。

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