ラクダの股引・・・年の瀬の邂逅 [終活]
20年住んだフィリピンの田舎ビーチを後にして・・・
5年前に日本に戻った時、無人となった実家の整理をしました。
その中に『ラクダのモモヒキ』もありました。
亡き父が穿こうとして買った物かも知れません。
私は形見の一品として、他の品々と共に持ち帰りました。
まさか自分が、そんな古臭いモノを使うとは思わず・・・・
ところが、翌年の冬から必需品になりました。
以来4年目の冬。
他に、ユ二✕✕とかのサーモテック?、今どきのタイツも何本かあるのに、この『ラクダの股引』が一番温かいのです。
その差は歴然です。
改めて、小さく丸まったタックを伸ばし見ると”レナウン”とある。
古いから当然 "日本製”
ナゼ今風のハイテクタイツより、古めかしい薄茶色の『ズボン下』=ラクダの股引のほうが暖かいのか、私には分かりません。
ですが、寒い冬に寝る時などその差は歴然、足が冷えないのです。
それから足首のところがダレない。
新しい近頃の股引(=タイツ)は、ひと冬使うと足首のところバカになって、締まりがなくだらしなくなります。
やはり、昔のメイドインジャパンが優秀なのか・・・・
4年目の冬にして尚、くたびれない。
それとも、あの世におわす父が、私を温めてくれるのか・・・・。
年の瀬の、父との邂逅でした。
ウチにもラクダの股引きがあります
おじいちゃんのものか叔父さんのものかわかりませんが
新品のものです
私も夜寒くて困っているので履いちゃおうかな!?
by たぃ (2020-12-26 18:24)
たぃ様、コメントを戴き有り難うございます。
そうですか! 宜しければ、ぜひお試しくださいませ。
by yashinoki (2020-12-27 07:31)
古き良き日本のブランドも、消費の低迷なのか、なくなってしまい、寂しいですね。
by mayu (2020-12-28 14:56)
mayu様、コメントを戴き有り難うございます。 落ち目の日本? これも時代ですか・・・
by yashinoki (2020-12-31 08:12)