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みじめ [ランニング]

ジョグに病み   凍てつく空に   朝の月



2020年が開けて、何回かジョグしました。

普段は走らない祝休日も2度。

やはり、土日&祭日はあまりイイ気はしませんね。



遊歩道の幅一杯に走る、市民ランナーグループがいます。

『(健康的で)カッコイイだろ!』感?で楽しそうでいいのでしょうが、対向する人たち、散歩やウオーキングの、他の人々には少々迷惑です。

いっぽう、『め一杯』のペースで苦しそうに走る、”(自己)記録更新”にガムシャラな孤高(と自分では思っている単独ランナー?)』達。

でも、いくら頑張っても『サブスリー』がせいぜいで、睡眠・家族・仕事を犠牲にしてさえも2時間半に辿り着くのは至難と、私は自らの経験で推測します。

要は努力の問題ではなく、残念ながら、持って生まれた才能の有無で決まっているように思います。

(↑これは・・・でもやっぱ、愚痴だな~)



・・・・・・・

もう私は老いて、あちこちガタがきてしまい、歩くのと大して変わらない速さでしか走れない。

身体が衰えれば、気も弱くなるものです。

カラ意地すら、張る気もおこりません。

だから、他のランナーやジョガーを妬んでいるのだと思う。



あの芭蕉は辞世と云われる

旅に病んで   夢は枯野を   かけ廻る

を詠みました。


憚りながら、私は年初めに吐き出しました。


ジョグに病み   凍てつく空に   朝の月
 

青空に残ってしまった朧(おぼろ)な月が、私自身のように儚(はかな)げでした。



ところで、その健脚ゆえに、根拠のない『忍者』とか『隠密』説まで飛び出した芭蕉は、50歳で世を去ったと言われています。

当時としては、短命とは言えないでしょう。







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