アンテナ修理の顛末記・・⑨ ついに劇的解決! [工事]
前回の( https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2020-01-07 )の続きとなります。
技術者の方は、屋根に上がってくれました。
私は、屋内のTVで受信状況をモニターしていました。
もう一人の方は、屋根上の見える路上で技術者の方と交信しながら、作業を見ていました。
私は窓越しに、「今現在は、BSも含め全局受信できています」 と伝えました。
屋根上の作業が気になり、外に出て地上の係りの方のところに行き、上を眺めつつ話しました。
『ブースターは、計測した結果、携帯電波を拾っていない(=干渉していない)ですし、上で計ってもTV電波の受信状況はすごく良いですね~』
(これは屋内のTVからして想像通りでして、私としては窮地です)
「ですが、今は映るんですけど、普段はTVが見れない時のほうが多いんです。」
「携帯電波がたまたま現在は弱いとか、利用している人が少ないとか、何らかの理由で今はTV電波が受信出来ているとかは、無いですか?」
『新しい携帯電波は、利用状況に関係なく24時間出てますから、それはないと思います』
少しして私は屋内に戻り、TVで受信状況を再確認しました。
するといつもの状態(=BS全滅、地デジ3~4局受信)になっています。
すぐ外に出て伝えました。
すると・・・
『今はブースター消えて(=電源ランプがついていない)ますね』
家の中のブースターの電源ランプは点いています。
屋根上の技術者はブースターを開け、何やら作業を始めました。
(下から見る限りですが、ブースターのカバーを外し、内部と3本の出入力端子をチェックしているようでした)
『ブースターが壊れているみたいですね~』
(ブースターの故障が原因だとしたら、稀に全局映るのはナゼ?? ブースター無しでも立派に受信するのか?? ワケがわからん)
ここで一緒に見ていた地上係の方から、ある雑談?(提案?)と云うかアドバイス?をされました。
私にとっては大変魅力的な話ですが、迷います。
何故なら、ちょっとしたウソをつかないとならないし、損得抜きで一所懸命やっているそのお二方にも、迷惑が掛かるかも知れないから(提案の内容は、blogでは公開できません)です。
しかしソレをすれば、この3か月間のTVの問題から恐らくは解放されるかも・・・
屋根上の作業を見上げながら、(どうしよう~困ったな~)と思っていると・・・
作業員の方が、アンテナ周りを離れ軒先のほうへ行き、何かを拾い上げました。
そして曰く、『コレじゃないかな~』
私の隣の地上係の方が、『〇〇(=屋根上の技術者のお名前)さん、スイッチ入っちゃいましたか!?』と冗談半分。
(その通りでしょう)屋根上では、もう無言の作業。
思うに、”技術者”としてのプライドが、”直せないことに我慢ならない”のです。
私も今までその手の経験は多いので、気持ちは分かります。
そして、彼が何をしているかもヒラメキました。
ソレが正解と直感しました。
恥ずかしい事に、今まで私はソレを思いつきませんでした。
言い訳すれば、”車椅子の私立探偵”さながら、この問題に於いては、私はもどかしい事に”現場”を見ることも触る事もできなかった(2階の屋根の上だから)・・・・。
約5分後、『大丈夫、直ったはずです、テレビ確認してみてください』
私は確認する前に、屋根上の彼に路上から大拍手を送り最敬礼しました。
それから屋内に入り受信状況をチェック・・・・やはり”パーフェクト”でした。
説明させていただきますと・・・
ウチのブースター、屋外機には3端子あります。
2つは、地デジアンテナとBSアンテナからの入力端子。
あと一本は、屋内機からの電源供給と、屋内機へ(ブースターで)増幅された受信信号を送る線です。
通常それは、屋根上から2階の外壁から屋根裏にいき、各部屋の壁面に配線されています。
TVアンテナから2階外壁までは家屋によって距離が様々ですから、(屋根上で)コネクターで延長されます。
そのケーブルのコネクター部分の接触不良です。
風速50m以上の台風の風で、コネクターが屋根に何度も打ち付けられ徐々におかしくなったか、その次の台風の大雨でコード内部に浸水したか、そのどちらかか、もしくはその両方ではないでしょうか。
そうであれば、何かの加減で接続していたり、雨露の侵入が乾いていたとかの時に、たまたま「全局受信可能」という状況の説明がつきます。
命には関わりのない『タカがテレビ』の事ですが、ひとつの”問題”がやっと解決され、私は随分ホッとしました。
〈アンテナ修理の顛末記・・⑩最終章 あとがき〉 に続きます。
技術者の方は、屋根に上がってくれました。
私は、屋内のTVで受信状況をモニターしていました。
もう一人の方は、屋根上の見える路上で技術者の方と交信しながら、作業を見ていました。
私は窓越しに、「今現在は、BSも含め全局受信できています」 と伝えました。
屋根上の作業が気になり、外に出て地上の係りの方のところに行き、上を眺めつつ話しました。
『ブースターは、計測した結果、携帯電波を拾っていない(=干渉していない)ですし、上で計ってもTV電波の受信状況はすごく良いですね~』
(これは屋内のTVからして想像通りでして、私としては窮地です)
「ですが、今は映るんですけど、普段はTVが見れない時のほうが多いんです。」
「携帯電波がたまたま現在は弱いとか、利用している人が少ないとか、何らかの理由で今はTV電波が受信出来ているとかは、無いですか?」
『新しい携帯電波は、利用状況に関係なく24時間出てますから、それはないと思います』
少しして私は屋内に戻り、TVで受信状況を再確認しました。
するといつもの状態(=BS全滅、地デジ3~4局受信)になっています。
すぐ外に出て伝えました。
すると・・・
『今はブースター消えて(=電源ランプがついていない)ますね』
家の中のブースターの電源ランプは点いています。
屋根上の技術者はブースターを開け、何やら作業を始めました。
(下から見る限りですが、ブースターのカバーを外し、内部と3本の出入力端子をチェックしているようでした)
『ブースターが壊れているみたいですね~』
(ブースターの故障が原因だとしたら、稀に全局映るのはナゼ?? ブースター無しでも立派に受信するのか?? ワケがわからん)
ここで一緒に見ていた地上係の方から、ある雑談?(提案?)と云うかアドバイス?をされました。
私にとっては大変魅力的な話ですが、迷います。
何故なら、ちょっとしたウソをつかないとならないし、損得抜きで一所懸命やっているそのお二方にも、迷惑が掛かるかも知れないから(提案の内容は、blogでは公開できません)です。
しかしソレをすれば、この3か月間のTVの問題から恐らくは解放されるかも・・・
屋根上の作業を見上げながら、(どうしよう~困ったな~)と思っていると・・・
作業員の方が、アンテナ周りを離れ軒先のほうへ行き、何かを拾い上げました。
そして曰く、『コレじゃないかな~』
私の隣の地上係の方が、『〇〇(=屋根上の技術者のお名前)さん、スイッチ入っちゃいましたか!?』と冗談半分。
(その通りでしょう)屋根上では、もう無言の作業。
思うに、”技術者”としてのプライドが、”直せないことに我慢ならない”のです。
私も今までその手の経験は多いので、気持ちは分かります。
そして、彼が何をしているかもヒラメキました。
ソレが正解と直感しました。
恥ずかしい事に、今まで私はソレを思いつきませんでした。
言い訳すれば、”車椅子の私立探偵”さながら、この問題に於いては、私はもどかしい事に”現場”を見ることも触る事もできなかった(2階の屋根の上だから)・・・・。
約5分後、『大丈夫、直ったはずです、テレビ確認してみてください』
私は確認する前に、屋根上の彼に路上から大拍手を送り最敬礼しました。
それから屋内に入り受信状況をチェック・・・・やはり”パーフェクト”でした。
説明させていただきますと・・・
ウチのブースター、屋外機には3端子あります。
2つは、地デジアンテナとBSアンテナからの入力端子。
あと一本は、屋内機からの電源供給と、屋内機へ(ブースターで)増幅された受信信号を送る線です。
通常それは、屋根上から2階の外壁から屋根裏にいき、各部屋の壁面に配線されています。
TVアンテナから2階外壁までは家屋によって距離が様々ですから、(屋根上で)コネクターで延長されます。
そのケーブルのコネクター部分の接触不良です。
風速50m以上の台風の風で、コネクターが屋根に何度も打ち付けられ徐々におかしくなったか、その次の台風の大雨でコード内部に浸水したか、そのどちらかか、もしくはその両方ではないでしょうか。
そうであれば、何かの加減で接続していたり、雨露の侵入が乾いていたとかの時に、たまたま「全局受信可能」という状況の説明がつきます。
命には関わりのない『タカがテレビ』の事ですが、ひとつの”問題”がやっと解決され、私は随分ホッとしました。
〈アンテナ修理の顛末記・・⑩最終章 あとがき〉 に続きます。
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