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TV受信不良の顛末・・③災害時のモグリ業者の実態? [出来事]

以下、別件の一例として、聞いたり、TVで報道されたりした話です。

屋根材が飛ばされたエリアで・・・

『ボランティア』と称し、ブルーシートを屋根に掛ける作業を請け負う2人組がいる。

屋根が一部分でも無くなれば、雨・風が入り、やがて天井、壁、床、畳は腐り、家は住めなくなります。

ブルーシートを掛ける事は”応急修理”ですが、業者は忙しく予約待ち状態ですから、必然です。

普通の人が屋根上の作業など出来る筈も無く、お頼みすることになる。

しかしながら、いわば非常時です。

見積書も契約書も無く、口頭での説明だけで即座に作業を委託する。

ブルーシートを張り終えると、ウン万円の請求。

(えっ、『ボランティア』だから無料じゃないの?)

と思ってみても、『材料費』とか何とか、それらしいことを言う。

被災者は片付けでテンテコ舞いだし、取り敢えず雨風はこれで凌げると安心し、仕方なくお金を払ってしまう・・・・


・・・・ところが。

こうしたモグリは素人。

“職人”としての、技も矜持も持ち合わせていません。

数日後には、シートは剥がれたり、飛んで行ったり、家に雨風が吹き込む。

元の木阿弥となります。

踏んだり蹴ったりです。

事実であれば、人の弱みに付け込んだ悪どいシノギです。


上はウチのアンテナ工事の話ではございませんが、もし何かのご参考になればと思い書いてみました。

被害者は高齢者家庭が多いようで、今年は15号の大風台風の後、19号の大雨台風が来るのが不運でした。

そして、そういう『ヤミ業者に気を付けて』という通達が回り始めたのは、12月に入ってから、要は後手後手になってしまったのです。




一方、風速50m以上の15号で、(全国放送でご存じの)市原市のゴルフ練習場の鉄柱がなぎ倒され、近隣の住宅10数戸屋根を破壊しました。


件のゴルフ練習場経営者は、『倒れたのは、自然災害(だから当社に責任はない)』と強弁し、何週間も悲惨な現状を放置していました。

そこへ江戸川区の解体業者〈フジムラ〉は、放置されていた市原の鉄柱撤去作業を、無償でと名乗り出ました。

しかもTV等で見た限りでは、作業は緻密で完ぺきでした。


更にです。

鉄柱を取り除いただけでなく、破壊された家屋全部の屋根にブルーシートを掛けました。

被害に遭った人たちが、どんなに感謝したかは想像に難くありません。

粋でいなせで男気に溢れる、まるであの”幡随院長兵衛”ですね。

まさに世の中、”捨てる神あれば拾う神あり”とは、こういうことを言うのでしょう。


・・・次回は、ウチのTVアンテナの話に戻します。








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